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「福島原発で地震!?」という論文を訳してみた

 未だ予断が許さないと言われる福島原子力発電所ですが、この福島原子力発電所の直下で地震が起こるという論文が東北大学の趙大鵬教授らによって発表されました。この報告に衝撃を受けた人も多いでしょう。
 ところがテレビでこのところ「現在の地震予知は……」という視聴者を怖がらせるだけで、正確な情報を伝えていない印象があります。

 ということで、この論文
「Tomography of the 2011 Iwaki earthquake (M 7.0) and Fukushima nuclear power plant area」
を訳してみました。

 訳してみました、と言っても、とりあえずAbstractだけです。理系の大学を出ている人ならばわかっていると思いますが、膨大な論文に目を通す場合は自分の研究分野以外は、Abstract(要約)と写真くらいしか見ません。少し分野が近いと実験方法と結果も読むようになり、同じ分野なら完全に読むようになります。
 そういうわけでAbstractを読めば大体わかると思いますので、訳を載せます。
 それといつものようにカッコ内は私が好きかって書いています。
 では、どうぞ


 引用論文:
Tomography of the 2011 Iwaki earthquake (M 7.0) and Fukushima nuclear power plant area, P. Tong, D. Zhao, and D. Yang, Solid Earth 14 February 2012


 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓


 2011年のいわき地震(M7.0)と福島原子力発電所エリアの断層撮影法


Abstract:2011年のいわき地震(M7.0 )および福島原子力発電所のエリア周辺やその上部マントルと地殻の高解像度断層画像は有限周波数法と放射線断層撮影法の両者による多くの高品質の到達時間を逆転することによって決定された。
(専門外なので正確なことは言えませんが、私の高校時代の知識ですと地震の研究者は世界各地で地震が起こるとその波形の広がり方を調べると言われています。A点で揺れは〇〇秒後に観測された、B地点ではXX秒後に観測された、というふうにです。その結果、A地点の地面の中の状態を類推するのです。この論文では地震波の広がり方をテクニカルタームなので訳が正しいのか自身がありませんが、放射線断層撮影や有限周波数法で分析したんじゃないかと思います)

 


 地震波の速度とボアソン比によると、いわき地震とその余震は主として境界領域で強い変動が起こっていた。突出して低速地震波と高速な地震波のポアソン比の領域は、いわきの水源地と福島原子力発電所の下にあることが明らかにされた。そのことは北東日本の下で押し出している太平洋スラブの脱水状態の流動的な解放が反映されているかもしれない。
(上のカッコ内の続き。よく地球を輪切りにしたイラストが理科の教科書に載ることもありますが、あれを見て人は誰もいませんよね? そんなに掘ることはできないんですから、地震波を分析して地球の中にはマントルがあるんじゃね? と分析しているですが、それと同様でこの論文では地震波の広がり方でいわきの水源地と福島原子力発電所の地下が同じような構造だと言っています)
 




 2011年の東日本大震災(M9.0 )は最も重要なオホーツク・プレートのストレス状態の移行を引き起こし、結果としていわきの水源地の地震頻度は東北沖の本震の後を追い、大きく増大していた。私たちの結果はいわき地震は太平洋スラブの脱水を流動的に上昇させ、東北沖の本震によって誘発されたストレス変化を起こすキッカケであることを示唆している。




 いわきの水源地と福島原子力発電所下の構造が似ていることは、原子力発電所内の安全は近い将来の巨大地震の可能性に耐えるために増強すべきであると示唆している。

 ↑↑↑↑↑↑↑↑↑
 ここまで

 そんなわけで、この論文のAbstractを3行でまとめると、
 東日本大震災の地震波を計測するといわきと福島原発が同じようだ。
 震災後、いわきは地震が増え、M7.0の地震も起きた。
 だったら、地質が似てる福島原発でも地震起こるんじゃない?

 という内容みたいです。間違っていたら、コメント等で訂正お願いしますね。

 
 ちなみに私の読んでみた印象は「だから何なの?」でした。
 東海地震を例に取ればわかりやすいと思います。似たような分析の論文は東海地震の発生を予知した頃から膨大な量が出ているはずです。では、東海地震は発生しましたか? つまり、そういうことです。
 まぁ、正確には東海地震と、この論文で危険性を予測している直下型地震はタイプが違うものです。しかし、東海地震のようなプレート型地震は直下型よりも予知が簡単だと言われています。
 あれ? 東海地震って起きましたっけ?

 
 最近、ロシアでもカムチャッカ地方で一ヶ月以内に地震が起こり、5~8mの津波が襲うという報道がありましたが、その前日くらいにロシア南東部でけっこう大きな地震があったんですが、予知できたんですかね? カルフォルニアでも地震がありましたが、誰か予知したんですかね?
 地球は常に地震が起こっているのですから、地震が起こると言っていれば、いつかは起こりますよ。


 まぁ、実際に起こるかどうかはわからないので、その日、その日を真面目に生きればいいんじゃないの?
 と思いますね。
(´・ω・`)
 

ということで、んじゃね~
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テーマ : 地震・天災・自然災害
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